双嵐龍（ソーランドラゴン）の“一人ひとりがヒーローだ!!"

水龍「僕達が住む、愛すべき日本の文化や風習を」
炎龍「子ども達に！あ　未来に！！伝え繋げるための連載企画！」
水＆炎「双嵐龍(ソーランドラゴン)のにっぽん塾！！」


水「今日は節分編！」
炎「みんな今日は豆まきして、
　　
　　夜ご飯には恵方巻き、
　　
　　食べたのかあ？？」

水「僕はさっき食べたよ。」
炎「俺っち実はまだなんだけどよう、
　　今年の恵方はどっちだったっけ？？」
水「今年は“東北東”だね！」
炎「そうか、わかったぜい。今年の恵方を向いてと、
　　切らずに丸かぶりしながら、無言でお願いごとをするんだよな」
水「そうそう。」
炎「ようし、行くぜえ！もぐもぐんごんごごふごふ・・・・」

水「炎龍、気合いがよくわからない声にでちゃってるよ(汗)」
炎「ごぎい！？(なにい！？)」
水「うわあ、ご飯粒がとんできたよう・・・

　　おっと！そうそう、今回の話題は恵方巻！」

炎「もうだげ水龍！」
水「なに言ってるか分からないから、
　　飲み込んでからしゃべって、炎龍・・・。」
炎「ごっくん！
　　そうだぜ水龍。恵方巻きが実はそんなに伝統的な文化でもねえ
　　・ ・みたいなこと言ってたけど、一体どう言うことでい？？
　　確かに、俺っち思い返してみるとよう、小さい頃はそんな文化
　　なかった気がするんでい。」

水「まあ、伝統的ではない・・・とまでは言わないけれど、
　　その起源は

　　戦国時代だ、という節や、
　　江戸時代末期から明治時代初期にかけてだ・・・という節、
　　いろんな節があるんだけど、はっきりと文献などに記されているわけではなく、
　　実際のところどうなのかということは、はっきりしていないんだ。」

炎「へえ〜、そんなもんなんだなあ。」

水「大正時代には大阪の花街で、節分にのり巻きを恵方に向かって食べる・・・
　　という風習があったことが確認されてるみたいなんだけどね。」
炎「関西から始まった文化なんだなあ。」
水「そう、そんな関西の文化が、今のように全国に広まったのは
　　1998年！平成10年のことなんだ！」

炎「なにい？随分最近じゃねえか。」
水「大手コンビニエンスストアのセブン・イレブンが
　　“恵方巻き”を全国発売したことがきっかけさ！」
炎「なんと！セブンイレブンがなあ！」


水「そもそもそれまでは「太巻き」「巻き寿司」なんて呼ばれてたんだけど、
　　セブンイレブンさんが「恵方巻き」という商品名で全国展開したから、
　　この名前と共に、全国各地にこの文化が広まったんだ！！」

炎「そうだったんだなあ。」
水「詳しくは、筑波大学比較民俗研究会の論文がインターネットでも見られるから、
　　興味がふくらんだ大きなお友達はチェックしてみるのもよいかもね！」
　　http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/limedio/dlam/M99/M999179/11.pdf

炎「どうでいみんなあ、今回のにっぽん塾も、勉強になったかあ？？」

水「これからも僕達は、日本の文化、和の伝統をみんなに伝え続けて行くよ！」
炎「次回の更新も、お楽しみになあ！」
水＆炎「にっぽん塾、せつぶん編でしたあ！！」