双嵐龍（ソーランドラゴン）の“一人ひとりがヒーローだ!!"

東北や幼稚園への出陣が忙しくなってしまい、
出陣報告の最終回が大変遅れてしまいましたが、
第20回YOSAKOIソーラン祭の出陣報告、
最終回は、この祭を終えた炎龍と水龍より
一言ずつ感想とまとめの言葉が届きました！

「おっす、炎龍でい！


第20回、YOSAKOIソーラン祭りをだだだ〜っと駆け抜けて、
やっぱり俺っちは思ったんでい！俺っち祭が大好きでい！！！

祭は地域を人をつなげるなぁ！
地域を人を元気にするなぁ！

いろいろ日本も大変な時期だけどよう、
無くしちゃいけねぇ！忘れちゃいけねぇ！
三度の飯より祭が好きだぜ、てやんでぇい！

ありがとう、YOSAKOIソーラン祭り！！
来年も必ずかけつけるぜい！！！

By炎龍」

「こんにちは、水龍です。



とっても楽しかったYOSAKOIソーラン祭り！

とびっきりの笑顔で踊るみんな、
一生懸命汗を光らせるみんな、
みんなから溢れるソーランパワーが、
僕に沢山の力を与えてくれました。

中でもやはり、誰もが飛び入り参加をして楽しめる、
ワオドリソーランや、「よっちょれ」などの総踊りで見られた、
みんなの笑顔や元気には最高の祭空間を感じました。
そこには、どんな人でも祭の主役、ヒーローになれる！
そんな瞬間が溢れていました。

想像を絶する努力と練習で身につけた、
一糸乱れぬ集団演舞も確かに素晴らしい！
この祭の醍醐味の一つであることは間違いないことです。

でも・・・

20年前、「街は舞台だ」を合い言葉に、
一人の若者のアイデアから始まったこのYOSAKOIソーラン祭り。
その魅力はまさに、我々が普段何気なく過ごしている街が「舞台」になり、
誰か特別な存在ではなく、自分自身が、そして近くにいる誰かが、
踊り子として「主役」になり、「ヒーロー」になり、輝き出す！
そこにあったんだと思います。

だけどこの20年の歩みの中で、
大賞争いが加熱し、いつしか参加への敷居が
高くなってしまった時期も、ありました。
そんな時にできたのがワオドリソーラン会場であり、
そんな流れに臆することなく、20回連続で同じ曲、同じ振り、
飛び入り参加を広く受け付け、毎年変わらず踊り続けたのが、
みんな大好き「よっちょれ」の“さあさみんなでどっこいしょ”でした。

そんなワオドリソーラン会場で、
“さあさみんなでどっこいしょ 連続出場20回！”の皆さんと、
僕たちの仲間“ユニバーサルソーラン”の“筑波大学 斬桐舞”のみんなと、
さらに、飛び入り参加した子ども達や、観客の皆さんと共に、
僕たちの主題歌の完成発表と生唄総踊りができたのは、
最高の想い出となりました。


YOSAKOIソーラン祭りが“祭”を名乗るかぎり、
それは単なるコンテストになってはいけないし、
踊りをただ見るだけでなく、
誰もが気軽に参加できる場所が必要なんだと思います。

我々ソーランドラゴンが大切にし、守り、
広めていきたいのはそんな祭空間です。

これからも、我々は祭りで、踊りで、
観客も踊り子も、老若男女、国籍、経験、
なにもかも関係なく、みんなで一緒に祭空間を創る！
そんなお手伝いをしていければとあらためて思いました！！

これからも、皆さんからもらったソーランパワーで、
笑顔と元気を広げていけたらと思います！！

By水龍」

そして、札幌での祭を終えて、
ソーランパワーを最高に溜め込んだ
２人が向かった先は東北！
次なる出陣報告シリーズは、津波の被害の甚大だった
東北沿岸部での活動報告です。ご期待下さい。

By祭英雄企画